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ウクライナ侵攻 楽観が招いた惨禍 再び…細谷雄一 慶応大学教授[地球を読む]『読売新聞』

2022/03/06

冷戦の終結から30年が経過した。この間、われわれはさまざまな変化を目にしてきたが、現在進行しつつあるウクライナでの戦争は特別である。冷戦後の時代の終わりと、新しい時代の到来を告げるものとなるであろう。


その「新しい時代」がどのようなものになるか。それは戦争の終わり方とその後の外交交渉によって規定されよう。まずは、目の前で起きている 凄惨な 殺戮を止めねばならない。


なぜこのようなことが起きたのか。さまざまな説明が可能だろう。ただ、冷戦後、われわれが軍事力の意義を適切に理解せず、他国への信頼や善意にあまりに依存し、国際協調や相互依存の存続が自明であると見なしてきたこともまた、大きな問題であった。(続きを読む

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