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英新政権 対中ロ強硬路線継続か 細谷雄一・慶応大教授に聞く『北海道新聞』

2022/08/19

英国のジョンソン政権は2020年に欧州連合(EU)からの離脱を実現し、インド太平洋地域への関与を外交の柱としてきた。ウクライナに侵攻したロシアへの強硬な姿勢を貫き、武器供与などウクライナ支援では西側諸国をリード。間近に迫る首相交代で英外交のかじ取りはどう変化するのか。英ケンブリッジ大の訪問研究員として英国で研究活動中の細谷雄一・慶応大教授(国際政治学)に聞いた。


 ―ジョンソン首相はインド太平洋地域への関与などEUの枠外との関係を強めてきました。外交面についてどう評価していますか。


 「英国の外交の歴史を振り返ると、約200年間、欧州への関与を深める時期とグローバルな関与を強める時期が数十年おきに振り子のように揺れ動いてきました…(続きを読む

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