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虚構だったサッチャー再来 次の英首相は? 慶大細谷教授が突く矛盾『朝日新聞』

2022/10/22

英国のトラス首相が経済を混乱させた末に、就任からわずか40日余りで辞任を表明しました。後任にはジョンソン前首相の名前も浮上しています。なぜ、これほど早く辞任することになったのか。英国の政治はどこへ向かうのか。慶応大学の細谷雄一教授に、混乱の背景と今後について聞きました。

 ――トラス氏は大規模な減税をしながら、結局、その財源を示さず、経済が混乱して辞任表明に追い込まれました。細谷さんは以前からこの点を指摘し、「皆を満足させようとすれば英国経済は破綻(はたん)しかねない」と懸念していましたね。

 冬が深まり、エネルギー価格が高騰した時に財源が難しくなって、行き詰まると思っていました。予想外に、実際の財政的な議論によって、政権内で行き詰まるよりも先に市場が厳しい反応をしました。

 政策が実現不能だということを、市場が判断したのです。国際通貨基金(IMF)やバイデン米大統領も批判的なコメントをし、トラス氏の信頼は失墜しました。(記事を読む

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